サイリーグホールディングスとS&Jは、SMBCサイバーフロントが新たに提供を開始する「インシデント対応付きアドバイザリーサービス」に対し、そのサービスの一部として、2025年8月より事前契約型インシデント対応支援機能の提供を開始した。
SMBCサイバーフロントは、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友海上火災保険、サイリーグHD、イー・ガーディアンが2025年2月に設立した合弁会社で、中堅・中小企業に対するセキュリティ支援を行っている。
これまでも、SMBCサイバーフロントは日々の相談に応じる「アドバイザリーサービス」を展開してきたが、今回、サイリーグHDとS&Jが提供するインシデント対応支援機能を新プランの機能の一部として組み込むことで、「平時」だけでなく「有事」にも対応できる体制の提供が可能になるという。
これにより、同サービスの利用者は、万が一のセキュリティインシデント発生時に業者選定や稟議を待たずに対応を開始できる体制をあらかじめ確保でき、迅速な初動と早期の業務復旧を支援するとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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