三井不動産レジデンシャルリースとイタンジは、11月29日より、三井不動産レジデンシャルリースの基幹システムと、イタンジの不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を自動連携させ、三井不動産レジデンシャルリースにおける賃貸借契約の電子化を開始する。
基幹システムと電子契約くんのAPI連携は、賃貸借契約における契約書類のアップロードおよび仲介会社情報の管理が簡素化され、人的ミスや手作業による手間や時間を削減。三井不動産レジデンシャルリースは、電子契約くんを導入することで、既存の契約関連書類のペーパーレス化とあわせて年間最大約54万枚の紙の削減が見込まれるという。
また、実印押印・印鑑登録証明書取り寄せなどの煩雑な手続きを削減し、入居者にとってもシームレスで利便性の高い入居手続きを実現。契約書類の郵送が不要となるほか、重要事項説明を非対面で実施することで入居希望者の仲介会社への来店が不要となり、審査完了後即日に賃貸借契約を締結することが可能になるとしている。
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