楽天証券は、NVIDIAが提供する「NVIDIA ACE」を採用したアバターと会話ができるAIサービス「投資相談AIアバター」を開発し、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト トーマツ)がその支援を行ったと発表した。
投資相談AIアバターは、アバターサービス開発ツールである「NVIDIA ACE」を用いて、デロイト トーマツの小売店・レストラン・販売代理店などカスタマーサービス向けのサービスソリューション「Quartz Frontline AI powered by NVIDIA」と、楽天証券が提供する生成AIチャットサービス「投資AIアシスタント(β版+プラス)」を連携させて開発したもの。ユーザーの音声による質問に人間らしい反応を示しつつ、日本語の合成音声で適切に回答するなど、ユーザーとアバターの会話型相互コミュニケーションが可能だとしている。
楽天証券は、2024年1月14日に行われる同社主催の講演会にて投資相談AIアバターと会話が体験できるデモを実施し、今後の本格導入を目指していくとのことだ。
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