Cloudbaseは、TOPPANホールディングスの導入事例インタビューを公開した。
TOPPANホールディングスは、情報セキュリティ本部主導のもとグループ会社のセキュリティに対するガバナンスの強化を進めているという。それにより、同社ではグループ内でパブリッククラウドを活用しているが、セキュリティ対策に関する全社的なルール化がなされておらず、各事業、各組織、グループ会社独自のルールに依存していた結果、セキュリティリスクの低減を果たせていないという課題があったとしている。その解決策として、「Cloudbase」が導入されたと述べている。
導入後の効果
アラートの履歴を一覧で出力できるようになったことから、情報セキュリティ本部による横断的なセキュリティ管理精度の向上につながったという。また、Cloudbaseから提供されるドキュメントやサポートを活用することで、個々の運用者が自身でセキュリティ課題を解決しやすくなり、全体運用の負荷が低減されているほか、パブリッククラウドのリスク状況をよりわかりやすく把握できるようになったことで、ガバナンスの強化が実現しているとのことだ。
今後の展望
今後は、実際に検知された設定ミスや即時対応リスクの内容をサイバーセキュリティレポートへ記載してグループ内に公開することで、グループ内のクラウドセキュリティに対する意識の向上やノウハウの蓄積へつなげたいとしている。また、関連部署と連携してグループ全体で運用のしやすいセキュリティルールの策定を加速することで、パブリッククラウドを安全に利用できる状況を構築していくとのことだ。
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