SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

三井物産・NECら、世界初の量子トークン実証実験に成功 5年以内に事業化推進を目指す

 2024年11月18日、三井物産は、Quantinuum、日本電気(以下、NEC)と共同で行った、量子技術を利用したトークン(以下、量子トークン)の実証実験に成功したと発表した。

 三井物産とQuantinuumは従来より、Quantinuumが基本特許を有する、量子物理学の特性を活用した複製不可能な量子トークンの実用化に取り組んできたという。今回、NECが提供する量子暗号通信用の装置と10kmの光ファイバーを利用し、商用化を想定した環境の上で量子トークンの発行と償還を行う世界初の実証実験を実施。理論上予測されていた通りにトークンの発行と償還が可能だと確認できたとのことだ。

 量子トークンは従来の通信技術を利用したトークンと比べ、複製が不可能で即時に償還が可能という特徴があり、高速取引やコモディティトレーティングなどの金融分野を中心に、データ復旧や認証など様々な用途への展開が可能。また、今回の実証実験に利用した量子暗号通信は、量子コンピュータによる解読が不可能な通信方式として、今後インフラの整備が期待されているという。三井物産は同成果を通じて、金融やヘルスケアなど、高いセキュリティが求められる分野を中心に具体的な用途を開拓し、5年以内を目途に事業化を推進するとしている。

【関連記事】
三井物産、米国のサイバーセキュリティ事業に参入 Redpoint Cybersecurityを関連会社化
NTT・NECら14社、脆弱性管理にSBOMなど可視化データを活用する知見共創、活動成果を公開
NECとアイシン、生成AIが接客するデジタルヒューマンを開発 12月から金融業界向けに提供開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20843 2024/11/19 15:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング