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『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

DB Press(AD)

決め手は無限の拡張性? スタートアップがあえて分散型DB「TiDB」を採用した理由とは

開発着手からわずか3ヵ月で生成AIプラットフォーム「Stella AI」に導入、他社NewSQLにはない優位性を語る

 生成AIが大きな話題となっている一方、実際に活用できている人はまだそれほど多くない。その状況下、「生成AI利用のハードルを下げられたら、活用できる人が増えるはずだ」と考えるのは株式会社SUPERNOVAだ。同社が開発したのは、複数のAIモデルをアグリゲーション(統合)した生成AIプラットフォーム「Stella AI」。ユーザーは1,000種類のテンプレートから選択し、パラメータを少し変えるだけで生成AIから有効な答えを得ることができる。そして、このStella AIを支えているデータベースは「TiDB Cloud」だ。では、なぜ新進気鋭のスタートアップは、NewSQLの分散型データベースであるTiDB Cloudを選んだのか。

Stella AIで目指すのは、誰もが「生成AI」を使いこなせる世界

 SUPERNOVAは、NTTドコモグループの新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」からスピンアウトした企業。2024年1月11日に設立され、生成AI技術を活用したサービスを開発・展開している。現在、同社の主力となっているサービスは2つ。そのひとつが「LearningToon」であり、生成AIとクリエイターを掛け合わせた独自のオペレーションで、ハイスピード・ハイクオリティなマンガ製作を実現し、会社の研修やプロモーションなど、幅広い“マンガコンテンツ”を提供している。

 そして、もうひとつ注力している事業こそが、2024年12月1日から提供している生成AIプラットフォーム「Stella AI」だ。

「Stella AI」は、急速に増えるAIサービスをオールインワンで提供することが強み
(※画像内の情報は掲載時点のものとなります)
[画像クリックで拡大]

 これは「Gemini」「GPT」「Claude」「tsuzumi」など、複数のAIモデルを利用できるサービス。「初心者にも使いやすいインターフェースで、できるだけ多くの方が生成AIを利用できるようにデザインしました」というのは、SUPERNOVA 代表取締役社長の木本東賢氏だ。

株式会社SUPERNOVA 代表取締役社長 木本東賢氏
株式会社SUPERNOVA 代表取締役社長 木本東賢氏

 『令和6年版 情報通信白書』(総務省)によれば、日本における生成AIの普及率は個人利用で9%にとどまる。便利なのに、なぜ使わないのか。SUPERNOVAがヒアリングしてみると「問いかけても良い結果が返ってこない」「チャットにどのように入力すれば良いのかわからない」などの声が聞こえてきた。同社 取締役CTOの源芳朗氏は、「生成AIの利用が初めての人も、使い慣れた人でも“使いやすいサービス”を作ろうと考え、『Stella AI』プロジェクトはスタートしました」と話す。

 そこで目をつけたのは、“生成AIとのチャット”を楽にするというアプローチだ。Stella AIでは、1,000種類以上のテンプレートを用意することで、目的にあったテンプレートを選び、自分好みに設定を少し変えるだけで有効な答えが得られるようにした。テンプレートを使って生成する概念を拡張した、「ワンクリック生成」も提供している。日常的に使用するGoogle Chromeなど、ブラウザの拡張機能として提供しており、たとえばWebページに表示されている文章をドラッグすると、「要約」「翻訳」「解説」した結果をワンクリックで生成可能だ。さらにテキスト入力画面では文章の校正、トーンの調整といった「編集」も手軽に行える。Microsoft OfficeのWord、Excel、Outlookに加え、Googleのスプレッドシートなどのサービスでも提供を予定している。

 現在Stella AIは、主に個人ユーザー向けのサービスとして展開しているが、フリーランスや副業において“仕事の効率”を向上させるような使い方も少なくないという。ユーザーからの要望に応えるため、検索やドキュメントインプットにも対応するなど、テンプレート以外にもユーザーにあわせた使いやすさを追及。仕事以外にも「料理のレシピ」「デートの断り方」など、個人ユーザーならではの使い方も浸透している。

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なぜTiDBに決めたのか? ビジネスを考慮した「拡張性」が鍵に

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