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決め手は無限の拡張性? スタートアップがあえて分散型DB「TiDB」を採用した理由とは

開発着手からわずか3ヵ月で生成AIプラットフォーム「Stella AI」に導入、他社NewSQLにはない優位性を語る

MySQLとの高い互換性 運用管理の手間からも解放された

 2024年12月にサービス提供を開始したStella AIでは、先述した検証を経てユーザーのアクセスや行動、チャットなどのログ情報の管理にTiDB Cloudを利用している。事前検証時に利用したオンプレミス版のTiDBでは、環境構築に少し苦労もあった一方、本番環境で利用しているTiDB Cloudでは、GUIベースで簡単にセットアップができるため、操作に戸惑うことがなかったと源氏。サービス開発におけるデータベースの設計でも、基本的にMySQLと同様だったため、MySQLの経験があるエンジニアならすぐにTiDBを利用できたという。

 もちろん、初めて利用するデータベースだったため、ときには分からない事項も出てくる。たとえば書き込み処理において拡張性を確保するためには、具体的にどのような構成にすれば良いかなどは、ドキュメントを参照することはもちろん、TiDBを提供するPingCAPに問い合わせることで迅速にアドバイスを受けながら解決できたという。

 また、TiDB Cloudを導入する際には、蓄積されるログデータを分析・活用するという要件もあった。他データとあわせてBigQueryを用いた分析を実現するため、いかにスムーズなデータ連携を行えばよいのかもPingCAPに相談している。最終的にはTiDBから抽出したデータをオブジェクトストレージ経由でBigQueryに渡すような分析環境を構築。源氏は「分析環境をシンプルなだけでなく、安価に構築できました」と評価する。

(画像内の情報は掲載時点のものとなります)
[画像クリックで拡大]

 なお、Stella AIはサービス提供から間もないこともあるが、現時点では期待通りの性能を発揮しており、TiDB Cloudの利便性にも問題はないという。当然ながらトラブルも発生していない。さらにTiDB Cloudがマネージドサービスであるため、インフラの管理を日常的に考慮する必要はなく、「データベースの同期、インフラの展開もすべてGUIから設定・管理できるため、運用管理の手間はほとんどかかっていません」と源氏は話す。

 SUPERNOVAでは、NTTドコモとの業務提携により、NTTドコモの通信サービス契約者に向けてもStella AIを積極的に展開しており、既に両者は協力して初心者向けの講座や教材提供なども準備しているという。マーケティング活動などでも協力していく見通しがある中、Stella AIのサービスの利用が急拡大することも予測されるため、その際にもTiDB Cloudによる十分な拡張性が発揮されることを期待していると木本氏は話す。

 Stella AIに利用しているLLMも日々進化しているため、「新たな技術にできるだけ迅速に追随していきます。検索、エージェント化など、様々な急速な進化を見据えた上でも、データベースの運用や拡張性を気にかける必要がないこともTiDB Cloudのメリットだと感じます」と源氏。Stella AIの進化、サービスの成長を支えるデータベース基盤として、今後もTiDB Cloudに期待がかかる。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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