primeNumberは11月26日、エージェント型AIソリューション「primeBusinessAgent」をリリース。第一弾として、セールス領域向けの「primeSalesAgent」、マーケティング領域向けの「primeMarketingAgent」を提供開始した。

primeBusinessAgentは、主にDX推進やAI活用に課題を抱える担当者に向けたソリューション。データ活用に必要なデータ基盤の構築をprimeNumberが担うことで、自社でデータ基盤を持つことなく迅速なデータ活用を可能にするとのことだ。
primeSalesAgent
営業組織において優秀な人材のナレッジが共有されにくいという課題を解決し、特定の人材に依存する組織を脱却してチームでビジネスの成果を出すためのソリューション。営業組織の商談すべてをAIが分析、担当者それぞれに的確なフィードバックを提供する。
主な機能
- 商談のスコアリング:AIがCRM/SFAの各種入力値(定量)、商談議事録(定性)、過去の商談傾向を統合的に分析し、商談をスコアリング。受注確度や提案精度を向上させる次の一手を自動で推奨する
- 営業社員の育成(AI営業コーチ):各種の営業活動をトップセールスを基準にして評価・フィードバック。データドリブンな組織成長を促進する
primeMarketingAgent
企業のマーケティング活動において、再現性の高い受注マーケティング組織の実現を支援するソリューション。企業内でサイロ化したデータを統合し、マーケティングの費用対効果をワンストップで可視化、戦略的なマーケティング投資を支援する。
主な機能
- マーケティングROI分析:マーケティング領域のMAツール、営業領域のSFA/CRMのデータを統合し、マーケティングROIを可視化する
- 名寄せ:セグメント分析に必要な属性データの表記揺れをAIが吸収し、正しい分析を補助する。たとえば「役職」「職種」など会社によって呼称が多く存在するものを対象にできる
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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