2025年11月25日、日立製作所、関東鉄道、首都圏新都市鉄道、つくば観光コンベンション協会、筑波観光鉄道、JTBの6者は、茨城県・つくば市にて次世代型MaaS実証を同年12月1日から2026年1月31日まで開始すると発表した。

同実証はスマートフォンアプリ「つくチケ」を活用し、鉄道・バス・シェアサイクルなどの公共交通、観光・小売・飲食サービスを容易に利用するための取り組み。つくチケでは、アプリだけで複数のサービスをシームレスに利用できる。利用者は、交通機関や観光・小売・飲食サービスで別々の決済やチケットを用意する必要がなくなるとのことだ。
なお、利用総額に応じて最大40%の割引が適用され、事後決済型として期間終了後に登録クレジットカードから割引後の金額が一括で引き落とされる仕組みとなっている。割引対象は市内居住者が1ヵ月、市外居住者が1週間の利用分になるという。
実証では、つくばエクスプレス6駅から発着の鉄道、路線バスやつくバス、レンタサイクル、筑波山周辺のケーブルカー・ロープウェイなどが対象となる。さらに、つくば駅・筑波山周辺の観光施設や小売店、飲食店も割引対象だ。利用には専用アプリのダウンロードと必要事項の登録が必要で、iOS端末のみの対応となる。
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