Autodeskと竹中工務店は、建設業の持続的発展に向けたデジタル基盤の構築を目的とする、戦略的連携に関する覚書(MOU)を2025年11月17日に締結した。
竹中工務店では、企画・設計・施工・維持管理にわたるデータ連携を強化し、デジタルツインの活用や高度な意思決定プロセスの実現を目指しているという。Autodeskは、クラウドを活用したデータ連携や粒状化技術を備える「Autodesk Forma」を中核に、建設業のデジタル化を支援している。
両社は今後、データ基盤構築、標準化、ワークフロー連携などの分野で、技術的に効果的かつ持続的な連携を推進すると述べている。今回のMOU締結は、BIMデータを含む建設プロジェクトデータの利活用を中心に、建設業全体の高度化とプラットフォームの連携強化を目指す第一歩になるとしている。
以下の取り組みを進めていくとのことだ。
- データ基盤のための検証とワークフロー検討
- 設計・施工プロセスにおける「Autodesk Construction Cloud」によるデジタル化とデータ連携の検討
戦略的連携に関する覚書の概要
- 建設業の発展に寄与すべく、デジタル化とデータ基盤の構築を目指す
- 両社の知見とソリューションを活用した、持続可能な協業モデルの構築
【関連記事】
・大林組、建設情報プラットフォームの向上を目的に、米国Autodeskとパートナーシップを強化
・阪急阪神不動産「Autodesk Construction Cloud」導入、ゼネコンへの連絡を円滑化
・東洋建設、「Autodesk Build」を監理者検査業務にて採用 リアルタイムでのデータ共有を可能に
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
