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KDDI、スマートフォンの位置情報で従業員の安否確認ができるサービス開始 auユーザーは圏外でも検知

 KDDIは12月19日から、災害時など有事の際の従業員安否確認サービス「ロケーション安否確認」を提供開始した。

 同サービスは、従業員のスマートフォンの位置情報(GPS)を活用することで、被災地付近に滞在する従業員に対して安否確認連絡を自動送信し、回答を収集・可視化するクラウド型サービス。従業員が被災地付近に滞在し、安否回答がない場合は、家族への連絡などを迅速に進めることが可能だという。

[クリックすると拡大します]

 同サービスの特徴は以下のとおり。

  1. 位置情報を活用した確実性の高い安否確認:従業員の直近の居場所を把握し、被災リスクの高い従業員に対して、安否回答依頼を自動送信。これにより、休暇などで居住地・勤務地から離れている状況でも、高精度に従業員の安否確認が可能
  2. 冗長化されたクラウド環境:国内の東西エリアでサーバーの冗長化を実現。有事の際にも同サービスを継続して利用できる
  3. マルチキャリア・「au Starlink Direct」対応:マルチキャリア対応のためau以外のスマートフォンでも同サービスを利用できる。auを利用している場合、圏外エリアなど通信環境がない状況でも、「au Starlink Direct」を通じて安否回答や従業員の回答状況の確認が可能
  4. シンプルなUI:従業員の位置情報をマップ上で直感的に確認できるほか、同じ画面で従業員の安否回答の集計状況も把握できるため、管理者の安否確認作業の負担を軽減。安否回答依頼が届いた従業員は、スマートフォンのアプリ上で自身の状況を選択するだけで回答できる
管理者画面のイメージ
[クリックすると拡大します]

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