Miroとフォーティエンスコンサルティング(以下、フォーティエンス)は、サプライチェーン領域における新たな業務変革支援に向けて協業を開始した。
「Miro」は、文書や図版などの情報をオンラインキャンバス上で集約・シェアし、チームの思考を可視化するビジュアルコラボレーション基盤である。同協業では、Miroとフォーティエンスが有するSCM改革・業務変革の知見を掛け合わせることで、人とAIが協働しながら意思決定と構想を前進させる、創造的なSCM業務の実現を目指すとしている。
両社は今後、S&OP会議・需給調整会議といった、意思決定の場のあり方を見直す新たな業務モデルの共創を進めるほか、Miroを活用したワークショップやプロトタイプ展開を通じて、企業のサプライチェーン変革を支援するとのことだ。
具体的には、Miroの強みである可視化・共創・合意形成を支えるワークスペースと、フォーティエンスが培ってきたSCM改革、S&OP、業務設計、意思決定高度化の知見を組み合わせ、SCM業務における新たな実践モデルの創出を目指すという。「会議前の論点準備」「会議中の対話と判断」「会議後の決定事項・判断根拠の整理」を一連の学習サイクルとして回し、それらをデジタル空間上に蓄積・活用することで、判断の質を継続的に高められる業務運営の型を構築するとしている。
なお、AIは意思決定の代替ではなく、論点抽出、リスクや機会の可視化、前提条件の整理、問いの提示などを通じて、人の判断を支える役割を担うとのことだ。これにより、明文化された共通認識のもと、組織が本来向き合うべき議論や意思決定に集中できる体制を整え、環境変化への対応力を高めると述べている。
なお、個別施策の詳細については、これから顧客との取り組みを通じて順次具体化していくとのことだ。
協業を通じて目指す価値提供
- サプライチェーン上の課題や論点の可視化による意思決定の迅速化
- 部門横断での認識合わせや対話の質の向上
- 会議準備や情報整理に要する負荷の軽減と、より本質的な議論への時間創出
- AIを補助線として活用しながら、人がより本質的な判断や構想に集中できる業務運営への転換
- 何を決めたかだけでなく、なぜその判断に至ったのかを組織として共有・蓄積できる運営基盤の構築
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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