Sansanは、新たなCxOポジションとして「Chief AI Transformation Officer(以下、CAXO)」を2026年6月1日付で新設。同ポジションに取締役/執行役員/CHROの大間祐太氏が就任した。
SansanのAIトランスフォーメーション戦略を全社横断的に統括し、生産性向上だけでなく、AIを前提とした組織カルチャーの構築、収益創造をけん引することがCAXOのミッションだという。
大間氏は、営業部門のマネジャーを務めたのち、人事部長を経て、2018年にCHROに就任。今回、CAXOポジションを設置するに当たり、組織・人材・ビジネスすべての観点に深い理解のある人事責任者が同職に適任だと判断し、今回の就任に至ったとのことだ。AXを通じて、組織を強化し非連続な事業成長を目指すと述べている。
CAXO新設の背景
同社は2025年に「AIファースト」を全社方針として発表し、業務におけるAI活用やプロダクトへの実装を推進してきた。
社内での生成AI活用率は、非エンジニアを含む全職種で99%に達し、定型業務の徹底した効率化を図っているほか、生成AIの開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」において開発した、文書特化型AIモデル「Cello(チェロ)」を自社プロダクトへ実装。2026年には、全社のAI活用を推進する「AI Enablement室」をCHRO直下に立ち上げるなど、組織とプロダクトの両軸で、AIによる業務変革に取り組んでいるとのことだ。
人事部門の最高責任者をCAXOに置くのは、組織とビジネスの課題、双方を深く知る者がAXをリードすべきという考えに基づいているという。組織のAX推進を全社横断的にリードし、戦略立案から実行体制の構築まで一貫して担うことで、AIを前提とした働き方をアップデートし、組織の生産性向上を加速すると述べている。
【関連記事】
・freee、横路隆氏がCAIOに就任 AIエージェントによる「まほう経費精算」を提供開始
・ラクス、「CAIO(最高AI責任者)」を新設 現取締役の本松慎一郎氏が7月11日付で就任
・TIS、AX支援の新ブランド「IntegriA」提供開始 5年後に売上100億円目指す
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
