2026年6月4日(米国時間)、米国ニューヨーク州サニーベールにて、IBMとGoogle Cloudはエンタープライズ向けのAI本番導入と基幹システムのモダナイゼーション加速を目的とした戦略的協業を発表した。
両社はグローバル規模で、新たなGoogle Cloudプラクティスを立ち上げる。この施策により、IBMの業界に関する専門知識やAI主導のプラットフォーム「IBM Consulting Advantage」と、Google Cloudの「Gemini Enterprise Agent Platform」やサイバーセキュリティ、データ基盤を組み合わせて、企業のAI導入とレガシー環境の近代化、複雑なハイブリッド環境の管理を支援するという。
IBMは、銀行、政府、小売、通信、エネルギー、保険、ライフサイエンスなどの分野向けに、業界特化型AIエージェントをIBM Consulting Advantage上で開発し、Google CloudのGemini Enterpriseに最適化して展開する。これらエージェントは、ワークフローの自動化、意思決定の高度化、Geminiモデルを活用した運用の効率化などを実現するとした。
また、航空宇宙、金融、政府、ヘルスケアなどの分野向けソリューションや、リアルタイム・データのストリーミング、AI主導のセキュリティ運用、ハイブリッドクラウドのモダナイゼーション、運用レジリエンス強化などにも対応が可能だ。
IBM Consultingは、企業データをGeminiへ接続する共通インターフェースやソリューション開発も進める。協業は両社にとって数十億ドル規模のビジネス機会になる見通しだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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