2026年6月22日、デル・テクノロジーズは、NTTドコモのグループ共通情報インフラ基盤の全体最適化と運用効率化を支援するため、ハイエンド ストレージ「Dell PowerMax」、バックアップストレージ「Dell PowerStore」、サブスクリプション型のインフラ調達モデル「Dell APEX Subscriptions」(以下、「Dell APEX」)、インフラ運用サービス「Dell Managed Services」を提供したと発表。NTTドコモは、従来の買い切り型からサービス利用型へ移行したことで、7年間のトータルコストを従来環境の50%以下に削減する見込みだという。
NTTドコモは、通信にとどまらずdポイントやd払いをはじめとする金融・決済領域などのスマートライフ事業を展開。これらを支えるBSS領域のシステムにおいては、安定性を基盤に新サービス創出を支えるスピードとアジリティの向上にも取り組んでいるとのことだ。こうした要請に応えるため、ITインフラにおいても、安定したサービス提供を継続しつつ、変化に柔軟に対応できる運用基盤への高度化と、運用負荷の最適化が課題となっていた。
そこで、Dell APEXの採用を決定したという。なお、基幹システム分野でサービス利用/従量課金型を採用するのはNTTドコモグループとして初の取り組みだとしている。
今回の導入において中核となるPowerMaxハイエンド ストレージは、業界最高水準の性能を維持しながら約1:5の圧縮・重複排除率を確保し、実際には、約1:6~1:8の圧縮・重複排除率を達成している。これにより、ハードウェアの台数を削減し、設置スペースと電力消費量を従来のほぼ半分に低減したという。加えて、インフラ調達においてDell APEXを活用することで初期投資の負担を軽減し、突発的な需要変動にも迅速に対応できる従量課金型の環境づくりを支援しているとのことだ。
また、デル・テクノロジーズはDell Managed Servicesにより、運用管理業務の高度化を支援。これにより、NTTドコモのメンテナンス作業時の調整時間を1件あたり3時間あまり短縮し、インフラの運用管理にかかる工数や時間を約40%削減することに成功しているという。
今回の導入では、PowerMaxやDell Managed Servicesを組み合わせることで、ギガバイト単価を従来比で約50%抑制することに成功し、7年間のトータルコストも旧環境の50%以下に削減できる見込みだとしている。また、サービス利用型への移行により、資産所有にともなう定期的なリプレース作業などの負担を解消し、より戦略的な業務へリソースを振り向けられる環境を整えているとのことだ。
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