インストール要件をチェックしよう
ソフトウェアを入手する前に、インストール先のサーバーがリソース要件を満たしているか確認しておきましょう。Oracle Databaseのリソース要件については、マニュアル『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』に記載があります。Oracleのマニュアルは、OTNのサイトで以下のように公開されています。
どの程度のリソースが必要かは、Oracle DatabaseのバージョンやサーバーのOSによって異なります。以下は、Oracle Database 11g Release 2のリソース要件を代表的なOSごとにまとめたものです。
OS | RAM | スワップ領域 |
/tmp領域 \TEMP領域 |
ソフトウェア・ファイル のディスク領域 |
---|---|---|---|---|
Linux x86-32bit |
1GB以上 |
RAMが1~2GB:RAMの1.5倍 RAMが2~16GB:RAMと同サイズ RAMが16GB超:16GB |
1GB以上 |
3.95GB(EE) 3.88GB(SE) |
Linux x86-32bit |
同上 | 同上 | 同上 |
4.35GB(EE) 3.73GB(SE) |
Windows 32bit |
1GB以上 | RAMの2倍 | 500MB以上 |
2.8GB(標準) 3.35GB(拡張) |
Windows 64bit |
1GB以上 (Windows 7では2GB以上) |
同上 | 125MB以上 |
2.86GB(標準) 3.5GB(拡張) |
solaris | 1GB以上 |
RAMが1~2GB:RAMの1.5倍 RAMが2~16GB:RAMと同サイズ RAMが16GB超:16GB |
1GB以上 |
4.7GB(EE) 4.6GB(SE) 4.6GB(SE One) 4.7GB(カスタム) |
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』には、OSやカーネルのバージョン、パッケージ、コンパイラ、ドライバなどのソフトウェア要件も記載されていますので、そちらも参考にしてください。