スマホでプレゼンス確認
実はこのプレゼンスと呼ばれるものに近い考え方は、ネットの世界でははるか昔から利用されていた。たとえば、パソコン通信のチャット。チャットの中に誰が(何人が)参加しているかを確認しながら会話をするのは昔からある遊びである。
冷静に考えるとメールでのコミュニケーションにしても電話によるコミュニケーションにしても、相手の状態を考えていない。コミュニケーション手段を選んで一方的に情報を伝えるだけなのである。プレゼンスからスタートする次世代のコミュニケーションはビジネスの速度を向上させ、音声ではなくURLなども正確に伝える文字やファイルそのもの、あるいはビデオ、画面共有などを使うことによって品質も向上させることができるのである。さらには今時プレゼンスはPCやWebブラウザだけではなく、スマートフォンとも連携している。たとえば、Windows Phoneだとこんな感じだ。

プレゼンス―それはコミュニケーションの速度と品質を向上させる重要な役割を果たしている。
ちなみに、吾輩の年末年始のプレゼンスは「休暇中」である、たとえオンラインであったとしても、「仕事中:連絡可能」ではない。

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西脇 資哲(ニシワキ モトアキ)
マイクロソフト株式会社 テクニカル・ソリューション・エバンジェリスト。 IT業界屈指のカリスマプレゼンター/デモンストレーター。日本オラクルで10年以上製品のマーケティングを担当。基本的にインターネット関連製品に軸足を置いている。パッケージソフトウェア開発経験、ISP起業経験あり。特技は弁当解説。趣味はカレー。日々のつぶやきはこちら https://twitter.com/waki
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