クラウドサービスプロバイダー向けソリューションでのリーディングカンパニー
コンシューマ向け仮想化ソフトが知られているパラレルスだが、売上の3分の2はクラウドサービスプロバイダー向けのクラウド基盤の管理ソフト「Plesk Panel」や自動化ソフト「Plesk Automation」、仮想化ソフト「Virtuozzo」などのソリューションが占めている。
スティーン氏は、ビジネスの現状として、グローバルで9000社のサービスプロバイダーが同社のソリューションを採用しており、4万人のWebデベロッバ/デザイナ/リセラー、400のISV、25のSI企業などによるエコシステムを構築していることを紹介。「クラウドサービスプロバイダー向けソリューションでのリーディングカンパニーだ」と強調した。
日本法人は2006年に設立され、認定パートナーは、KDDI、大塚商会、GMOクラウド、データホテルなど50社超。今年から土居昌博氏が代表取締役に復職し、前社長の富田直美氏が名誉会長という新体制になった。
日本市場向けに新製品Plesk Panel 11.5をリリースするなど、日本市場においてもリーダーのポジションにあるという。