IDMS、Seed、DMBS-32などのネットワーク型データベース全盛の1980年代初頭、リレーショナルデータベースが台頭をし始める時代に、マイナーだけどキラリと光るInterBaseというRDBが開発されます。その後InterBaseは紆余曲折を経てFirebirdというオープンソースを生み出します。その後、ロシアやブラジルなどアメリカナイズされていない国々では多くの実績のあるデータベースとなったのです。最近ではロシアの証券システムにFirebirdが使われるというニュースもあるぐらいです。今回はInterBase(Firebird)生みの親、Jim Starky氏の来日を記念して広くFirebirdを知らしめるために、林務氏の翻訳ドキュメント(http://tech.firebird.gr.jp/firebird/index.php?firebird_xsite=0)を使用させていただきました。
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小幡一郎(オバタイチロウ)
DBOnline特命記者 ユーザ企業としてPCやオフコンからコンピュータキャリアはスタートし、メインフレーム・パッケージベンダーそして日本オラクルを経て1995年インサイトテクノロジーを設立。2007年、インサイトテクノロジーから離れ、デンマークのMiracleグループに参加、ミラクル・アジアパシフ...
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