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これからのキャリアは「プランニング」ではなく「モデリング」-『ビジネスモデルYOU』原著者ワークショップレポート

2013年2月7日にデジタルハリウッド大学院にて「『ビジネスモデルYOU』を講義+演習で理解するワークショップ応用編」が、原著者ティム・クラークとビジネス・パートナーの今津美樹の両氏が講師となり開催された。そのワークショップの模様をレポートする。

組織と個人の「ビジネスモデル」はどのように違うのか?

写真 左から講師の今津美樹氏、ティム・クラーク氏

 マスタークラス以外としては初めての開催となる、原著者による『ビジネスモデルYOU』のワークショップ。今回のワークショップでは、個人のキャリアを可視化・分析し、3つのパーソナルキャンバスを書けるようになることを目的に進められた。

ビジネスモデルキャンバスの講義とワークショップ

写真 ティム・クラーク氏

 パーソナルキャンバスの前提は、組織のビジネスモデルを理解し、記述出来ることである。そのため、まずは、『ビジネスモデル・ジェネレーション』のビジネスモデルキャンバス(組織のビジネスモデル)の講義からワークショップは始まった。

 ビジネスモデルを、「営利・非営利関係なく全ての組織が持っているもので、組織が財政的に存続するための論理」と定義した上で、簡単なワークとして、組織のビジネスモデルの作成練習を行った。

 ビジネスモデルキャンバスのワークショップでは付箋紙を使ってワークを進めていくのだが、それには理由がある。不景気や人口変動、グローバル化、環境問題などの様々な要因により不安定な状況にあるビジネス環境では、常にビジネスモデルを評価・改善・変更していくことが必要とされる。固定されたビジネスモデルではなく、柔軟に変更や改善を加えていくには、付箋紙が“変更”という点で便利、というわけだ。

写真 ティム・クラーク氏

 ワークショップが進行するなかで、参加者から「キーリソースの詳細な定義とは?」「“顧客との関係”と“チャネル”の違いとは?」という2つの質問が出た。

 これらの質問にクラーク氏は、下記のように説明した。

  • キーリソースとは、「システムやブランド等と言った、金銭では売買できないもの」
  •  “顧客との関係”と“チャネル”の違いは、「前者が顧客とHOW(どのように)の関係にある要素、後者がWHERE(どこで)の関係にある要素」

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著者プロフィール

  • 慶應義塾大学SFCデザイン思考研究会(ケイオウギジュクダイガクエスエフシーデザインシコウケンキュウカイ)

      イノベーションツールの1つである「デザイン思考」の普及活動に取り組む。研究会が翻訳したスタンフォード大学d.school発行の『デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド』は公開3日で2万件ダウンロード。イノベーション実践のためのデザイン思考ワークショップは常に満員で、企業向けのイノベーター育成プログラムも提供している。問題発見・問題解決を行うクリエイティブクラスに向けた、10年後の知識社会で活躍するための学習環境づくりが目標。   【無料教材】『デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド』   【Facebookページ】慶應義塾大学SFCデザイン思考研究会Facebookページ

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