「HPE Pointnext」は、HPEの80か国25,000人を超えるITエキスパートが30の言語を通じてハイブリッドITやクラウドコンピューティング、Intelligent Edge、IoTなどのコンサルティングや設計、実装から運用サービスまで、各種サービスを提供するもの。
一方、日商エレは、これまで「Innovation-Leading Company」としてテクノロジーや製品を海外で発掘し日本市場への普及、展開をしてきた。日本ヒューレット・パッカードの「HPE Pointnext」と日商エレのノウハウとを融合し、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる新たなトータルITサービスを国内で展開する。
具体的には「コンサルティング」「デリバリー」「サポート」「Pay as you grow/従量課金」を中心とした6つのサービスを展開することで、デジタルを活用したビジネス変革を促進するとしている。
日本ヒューレット・パッカードと日商エレが展開する6つのサービス
■コンサルティング
1. プラットフォーム自動化に向けたアドバイザリーサービス
現状のシステム運用プロセスのアセスメントを通して、企業と一緒にプロセスを可視化し、自動化できるタスクを整理、運用自動化を中心に据えた自動化プラットフォームを提案。
2. 各種アセスメントサービス
デスクトップ、サーバー、ネットワーク、セキュリティ基盤において、ツールを活用した現状環境のアセスメントを行うことで、課題の可視化や原因の特定、最適化に向けた提案を行う。
■デリバリー
3. ハイブリッドクラウド基盤の設計・構築サービス
ハイブリッドクラウド基盤、たとえば今後のクラウドとの連携(AzureやAWS)を見据えた、オンプレミス基盤の設計・構築サービスを行い、日々変化する市場ニーズへの迅速な対応を支援。
4. IoTビジネス基盤の設計・構築サービス
IoT時代のビジネス基盤においても、デバイス、エッジコンピューティング、アプリケーション、インフラ、日々増加するデータに対応した分散環境における、監視、管理、運用自動化の設計・構築を行う。
■サポート
5. プレミアサポートサービス
各メーカーが提供する保守ではカバーしきれないシステム単位での包括的な技術サポートについて、テクニカルアカウントマネージャーがサポート。また、マルチベンダー保守についても、一括窓口による保守対応を行うことで、企業を複雑な保守フローから開放する。
■従量課金
6. Pay as you grow(従量課金)サービス
物理サーバー/仮想マシン単位、Core使用率単位、さらにGB/TB単位、SANポート単位など、使用した分だけ支払う月額料金体系で、オンプレミスITのメリットをクラウドライクにサービス提供。HPE製品だけではないマルチプロダクト環境においてもサービス提供可能。