SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

国内Software-Defined Storage市場、2017年は売上額323億7,500万円で前年比39.4%増の高成長――IDC発表

2021年まで年間平均成長率29.2%で成長し、835億7,500万円規模に

 IDCでは、2021年の国内SDS市場の売上額を835億7,500万円、2016年~2021年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)を29.2%と予測している。セグメント別(ブロック/ファイル/オブジェクト/ハイパーコンバージド)では、コンピュートとストレージの機能を提供するハイパーコンバージドが、引き続き売上額の規模および成長率の両面でSDS市場の成長を牽引する存在となる。

 ファイルとオブジェクトはデータ容量の増加や分析などでのデータ活用ニーズに対応するストレージソリューションとして高成長を続け、特に出荷容量でみると高い構成比を占める。

 2017年の国内SDS市場の売上額は、323億7,500万円となり、前年比成長率は39.4%となる見込みだ。ハイパーコンバージドは、中小規模環境を含めた国内市場全般において、運用管理の効率化やビジネスニーズへの迅速な対応を実現するソリューションとして普及が進んでおり、急速な成長が続いている。

サプライヤーは提供形態別に最適化した市場展開戦略を構築することが重要

 ストレージ機能のみを提供するブロック/ファイル/オブジェクトは、ITサービスプロバイダーや大手企業を中心とした大規模環境において、ストレージを単独で管理するニーズや大容量データを管理するストレージインフラストラクチャとして評価が進んでいる。

 IDC Japan エンタープライズインフラストラクチャ シニアマーケットアナリストの宝出幸久氏は「国内Software-Defined Storage市場は多様化が進んでいる。ITサプライヤーにおいては、ブロック、ファイル、オブジェクト、ハイパーコンバージドといったセグメントや、アプライアンス、ソフトウェアとハードウェアの個別デリバリーといった提供形態別に最適化した市場展開戦略を構築することが重要となる」と述べている。

参考資料:国内Software-Defined Storage市場 売上額予測・2016年~2021年(作成:IDC Japan)

 今回の発表は、IDCが発行したレポート「国内Software-Defined Storage市場予測、2018年~2021年」にその詳細が報告されている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/10448 2018/03/01 15:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング