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日本ヒューレット・パッカード、VMware Cloud Foundation向けのハイブリッドIT基盤を販売開始

 この製品により、企業はプライベートクラウドおよびIaaS(Infrastructure as a Service)を数分で展開することが可能になるという。また、様々なクラウドサービスとの共存を実現するハイブリッドITインフラストラクチャへの将来的な移行を簡素化する。それによりVCF上の仮想マシンのコストは従来型の仮想化基盤およびクラウドサービス上で稼働させる場合よりも低減することができるという。

 「HPE Synergy with VMware Cloud Foundation」は、企業に次のような利点を提供するという。

 ・Software Defined Data Centerの主要コンポーネントであるVMware vSphere(サーバー仮想化)、vSAN(ストレージ仮想化)、NSX(ネットワーク仮想化)、およびvRealize(仮想環境の運用管理)をHPE Synergy上に自動で構築・運用が可能

 「HPE Synergy with VCF」は、VMware社認定済みのハードウエア構成上にVMware SDDC Managerを利用して自動で構築される。IT部門はVCFを数回のクリックで展開し、事業部門からのアプリケーションの迅速な配備要求へ対応する。従来型のVCFでは、複数の製品およびツールの組み合わせと手順が必要となる。

 ・設備投資や運用経費を削減しながら生産性を向上

 「HPE Synergy」は、コンポーザブル・インフラストラクチャをベースとする業界初のプラットフォームであり、従来のアーキテクチャと比較して29%、パブリッククラウドと比較した場合には最大50%、それぞれ低いコストで仮想マシンを提供。また、IT管理者1人あたりに表示されるITデバイスの数が3倍になるため、管理者の生産性が最大3倍向上。

 ・HPE GreenLakeフレックスキャパシティとの組み合わせで、クラウドのスピード感と 経済性をオンプレミスに実現

 「HPE Synergy with VCF」をオンデマンドの容量と従量制の消費モデルを提供するHPE GreenLakeフレックスキャパシティと組み合わせることで、企業は必要に応じてリソースの利用量を増減できるとともに、消費した分だけを負担し、パブリッククラウドと同等またはそれ以下のコストでクラウドのスピード感と経済性をオンプレミスに実現する。

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