Windows 10では、半年ごとの大型アップデート(Feature Update)と最大18か月間までのサポートにより、最新のテクノロジーが常に利用可能になり、イノベーションの促進、生産性の向上など、そのメリットを最大限に享受することが期待されているという。一方で、半年ごとの大型アップデートを企業内で実施する場合、アプリケーションの動作確認からマスタの再作成、WSUSではネットワーク負荷を軽減できないため配信トラフィックの最適化など、情報システム部門の運用工数は増大し、新たな運用体制が求められるという。
「Unifier Cast」は、「Flex Work Place Unifier」のソフトウエア配信機能により、Feature Update適用前にソフトウエアの動作確認やアップデートが可能になる。また、新たに追加されたキャスト機能により、ネットワーク帯域を圧迫することなく、Feature Update・Quality Updateをセグメント内のPC間で最大10台のPCから並列して受信し、伝搬(アップデート)、自動展開、配信の高速化が可能になる。
そして、分割配信機能により、アップデートの配信途中で拠点やオフィスなどの場所が変わったとしても、あらためて近くのPCを探してアップデータを受信し、継続することも可能だという。配布に必要なパッケージ作成作業は、横河レンタ・リースが代行して実施するため、情報システム部門の運用工数も大きく削減される。