このソリューションでは、NTT ComがECLやNexcenterに加え、GCPも一元的に提供する。これにより、セキュアな環境において、企業の重要なデータをECLやNexcenterに蓄積し、対象データのみを GCPに流通させ、GCPの機械学習などの先進的なテクノロジーを活用して分析することが可能になるという。
ソリューションの特徴

1. ECLやNexcenterにデータをセキュアに蓄積
NTT Comが業界最高水準の高信頼な設備・運用基準で提供するECLやNexcenterに、重要なデータをセキュアに蓄積。また、GCPへ流通させるデータについてETL(Extract Transform Load)を用いた加工や秘匿化を実施。
2. SD-Exchangeなどを用いたプライベート接続でデータをGCPにセキュアに流通
Google Cloud Partner Interconnectの機能を活用し、NTT Comがクラウド・コロケーション接続サービス「Software Defined Exchange Service(SD-Exchange)」を提供。これにより、GCPとECL/Nexcenter間の最大1Gbpsでのプライベート接続が実現し、データのセキュアな流通が可能となる。加えて、Google Cloud Dedicated Interconnectの機能を活用して、NTT Comが GCPとNexcenter間を10Gpbsでプライベート接続するメニューも提供。
3. GCPの機械学習を活用してデータを分析
Googleが持つビッグデータを駆使した機械学習済みモデルやデータマネジメントツールなどを活用できる。NTT Comが用途に合わせてコンサルティングし、またGoogleの暗号化機能を利用することで、セキュアで最適なデータ分析を行うことができる。
4. Enterprise Cloud Monitoring Logsによりシステムのサーバーログを可視化
NTT Comが、GCPのロギングサービス「Enterprise Cloud Monitoring Logs」を提供。これにより、ECLで運用するシステムのサーバーログを可視化、分析することが可能となり、システム全体の運用管理稼働を軽減できる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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