このサービスの導入により、これまで閉域ネットワークとして需要が高かった医療機関や金融業界はもとより、業務上インターネット接続が必要不可欠なあらゆる業種・業態、さらには、さまざまな利用シーンにおいて、高い機密性と安定した通信品質を特徴とする「Smart Cyber Security」を利用可能になる。
また、IPoE方式の接続オプションにより、多拠点ので利用シーンが多いテレビ会議システムや動画のような大容量コンテンツの利用においても安定した通信品質を維持し、テレワークの推進などの働き方改革を支えるインフラ構築を実現するという。
サービスの概要
・L3ベストエフォートアクセス(IPoEタイプ)
「Smart Cyber Security」は、必要な帯域を確保するアクセス回線(ギャランティ型)や、低コストのアクセス回線(ベストエフォート型)を介して利用可能な閉域網サービスだが、このサービスの利用により、ベストエフォート型アクセス回線で採用する従来の接続方法(PPPoE方式)と比較し、より安定した通信環境を実現するIPoE方式の接続が可能となり、多様化・大容量化する拠点間のデータ通信およびクラウドサービスの利用を促進し、産性向上を支援する。
・セキュアゲートウェイサービス(vUTM)
「Smart Cyber Security」からインターネットへセキュアな接続を可能とするサービスで、インターネットを含めないことで高い機密性を保持する閉域網の利点と、ASP(Application Service Provider)やSaaS(Software as a Service)など、インターネットを経由するサービスのセキュアな利用環境の両立を実現。さらに、ファイアウォールやURLフィルタ、不正アクセス防止システムなどの複数のセキュリティー機能をクラウド上で提供するため、IT投資のコスト削減と管理者の負担を軽減する。
・音声通信優先制御オプション
回線の契約帯域を越えるトラフィックが集中した際にも、安定したIP電話環境を優先して維持するため、リアルタイムデータの通信を必要とする他拠点とのコミュニケーションをはじめ、リモートワークやテレワークに必要なインフラ環境づくりを支援。