「Endpoint Protector」は、ルーマニアCoSoSys社が開発したDLP(情報漏えい対策)ソリューションで、エンドポイント(Windows、Mac、Linux)をサポートするマルチプラットフォーム製品になる。「デバイス制御」「コンテンツ認識保護」「eディスカバリー」「モバイルデバイス管理」「暗号化の強制」の各モジュールで構成されている。
情報漏えい、情報紛失、情報窃盗のリスクからあらゆる規模の企業を保護し、イベントやファイル移動の詳細なレポートやわかりやすいダッシュボード機能を提供するという。
■「Endpoint Protector」の特徴
- エンドポイントOSは、Windowsだけでなく、macOS、Linuxにも充実した機能を提供
- デスクトップからタブレット、USBデバイスなど、あらゆるデバイスを管理
- 必須モジュールである「デバイス制御」をベースに必要な機能のみのモジュールで構成可能
- 管理機能は、仮想アプライアンス(オンプレミス/クラウド[AWSインスタンス])、ハードウェアアプライアンスとして提供
- ガートナー社マジック・クアドラント「企業向け情報漏えい対策ソリューション」に認定
「Endpoint Protector 5(EPP5)」の主要モジュール
・デバイス制御(Windows、macOS、Linux)
データの盗難やデータの損失を防止するために、USBおよび周辺ポートをロックダウン、制御、監視。未承認のUSBやその他ポータブルデバイスからの情報漏えいを防ぐ。
・コンテンツ認識保護(Windows、macOS、Linux)
メール、クラウドストレージ、ソーシャルメディア、その他のオンラインアプリケーションなど、さまざまな出口ポイントを通じてネットワークから流出する機密データを管理。
・eディスカバリー(Windows、macOS、Linux)
ネットワーク上のユーザーのコンピューターに存在する機密データをスキャンし、データを暗号化または削除して、情報漏えいを未然に防止。
・モバイルデバイス管理(Android、iOS、macOS)※販売準備中
セキュリティ、アプリ管理、ネットワーク設定のプッシュ、ジオフェンスなどを実施して、モバイルデバイスを一元管理。リモートロック、リモートワイプ、追跡と位置の特定などが可能。
・暗号化の強制(Windows、macOS)
暗号化されたUSBデバイスのみを許可し、すべてのデータ転送が自動的に保護されるようにする。パスワードベースで使いやすく効率的。クラウドストレージ、ローカルフォルダ、CD/DVD でも利用できる。