エイチ・シー・ネットワークスは、ネットワーク機器のログを収集・解析し、端末のネットワーク認証や検疫状況を可視化する「LOG@Adapter」を2008年から提供している。今回、新たに提供する「LOG@Adapter+」では、 カスタマイズ可能なログ解析機能や、複数システムのログを横断して可視化することが可能なイベント管理機能を備えている。
これにより、企業は各ネットワーク機器が出力するログの参照に手間をかけることなく、不正アクセスの把握やトラブル発生時の調査を行うことができるという。アプライアンスでの提供のため、別途サーバーを構築することなく、コスト抑制を実現し、中堅・中小企業にも導入しやすい製品だとしている。
■「LOG@Adapter+」の特徴
・各種機器から送信されるsyslog、SNMP Trap情報を一元管理し、大量のログから欲しい情報を即時閲覧できまる。
・システムを横断したイベント管理で、ネットワーク利用者のアクセス状況を一元的に把握できる。
・複数システムのログを収容する性能と大容量モデルで長期間ログを保存。
・ログを送信する機器に依存せず、任意のログ定義を行い検索・集計・レポート、イベント管理機能に利用できる。
・検知ポリシーを定義し、次世代ファイアウォール等の脅威検知装置と連係して不正通信端末をネットワークから自動遮断する。
■製品概要
・アプライアンス版:ディスク容量500GBと2TBの2モデル
・仮想アプライアンス版:ディスク容量500GBの1モデル
・端末遮断オプション:アプライアンス版および仮想アプライアンス版共通のオプション