具体的には、ヴイエムウェアが提供するVMware Cloud on AWSをはじめとする新規VMware対応ラインナップを11月13日から販売開始する。これにより、既存システムのクラウド環境への移行や、オンプレミスとクラウド間のシステム連携を安全かつスピーディーに行うという。また、新事業・サービスの早期立ち上げを支援するPaaSのラインナップ強化も行う。
強化内容
・VMware対応ラインナップを強化し、複数クラウド間の移行・連携を支援
クラウドにおけるVMware対応ラインナップを強化するとともに、データセンター間およびデータセンター内のネットワーク接続や、これまでにNECが培ってきた数々のVMwareシステムの構築ノウハウの活用やSI経験に基づき、VMwareシステムのオンプレミスからクラウドへの移行や複数システム間でのスムーズな連携を支援する。
AWSのデータセンター上に構築されたVMwareのオンデマンドサービスである「VMware Cloud on AWS」、VMware Cloud Verifiedの認定を受けた「NEC Cloud IaaS」、オンプレミス上のVMware環境を実現する「NEC Cloud System(商用製品構築モデル/SDDC)」を新たに販売開始する。
また、NECのクラウドとパートナーが運用するクラウド間を「NECパブリッククラウド接続サービス」で接続することにより、これらのクラウド上のシステムをセキュアかつシームレスに連携した利用が可能となる。
・新事業・サービスの早期立ち上げを支援するPaaSラインナップを強化
新規サービスを立ち上げる際に必要なAI・アナリティクスやビジネス共通基盤などの機能を追加し、NEC Cloud PaaSのラインナップを強化、多様なニーズへの迅速な対応を支援していく。
具体的には、商品管理、契約管理などサービス提供に必要となる共通機能をパッケージ化し、「ビジネス基盤サービス」として2019年1月から一部ユーザーへ試行予定。また、NEC独自の画像認識や多言語音声翻訳技術を活用したAPIサービスも提供開始予定。