アクロニスは、SOCのグローバルネットワークを確立するために、研究開発(R&D)センターをアジア、ヨーロッパ、北米に拡大している。ヨーロッパのR&Dセンターとしては、今年、ブルガリアに新たにオフィスを開設した。今後3年間で5,000万ドルを投資し、300人のエンジニアを雇用する計画だという。北米では、アリゾナオフィスにR&Dセンターを新たに開設、今後3年間で2,000万ドルを投資し、100人の人員を追加する予定だ。
これらの施設は、世界中のデータ保護環境を監視し、アクロニスの500人を超えるエンジニアが最新の脅威に取り組むことを手助けしている。アクロニスのエキスパートは、戦略的に反映されたネットワークによって、脅威を24時間365日監視し、サイバープロテクション、AI、ブロックチェーンベースの技術を継続的に開発することができるという。
活動の成果は、Acronis Active Protectionの機械学習モデルや、先日リリースされたAcronis True Image 2019 Cyber Protectionなどの製品のアップデートにも反映されている。
先進的なテクノロジーを備えたセンターは、サイバープロテクションの5つのベクトルであり、開発の取り組みの基盤となる、「安全性(Safety)」「アクセシビリティ(Accessibility)」「Privacy(プライバシー)」「Authenticity(真正性)」「セキュリティ(Security)」に対処するための情報と知見をもたらすとともに、これらを保証するものだとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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