Coltは6月に、IBM Cloudとのパートナーシップ締結を発表した。これにより、顧客企業は、データセンターやオフィス拠点とIBM Cloudを直接接続するColtのクラウド接続サービス(Dedicated Cloud Access)を利用できるようになった。このサービスの提供範囲をヨーロッパのみならず日本国内に拡大することで、Coltは耐障害性の高い、低遅延かつ基幹アプリケーションへ安全に接続可能なクラウドネットワークの提供が可能になった。
Colt IQ Networkは、100Gbpsに最適化されたColtの自社ネットワークで、全世界で850以上のデータセンターおよび27,500以上の商用ビルを接続している。また、アジアでも95を超えるデータセンターや6,800の商用ビルに接続しており、Colt IQ Networkの拡張をグローバルで展開するColtにとって重要な成長エリアとなっているという。
両社のパートナーシップにより、日本国内のデータセンターやオフィス、コロケーション環境から従来以上に優れたハイブリッド・クラウド・ネットワークを活用できるようになり、高い費用対効果でスループットを高められるうえ、インターネットを介した接続よりも安定した環境の実現を可能にするとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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