「秘文 Endpoint Protection Service」は、システム管理者が、あらかじめ用意された内部不正防止や、ワークスタイル変革でテレワークを行う場合などのセキュリティ対策メニューから必要な項目を選択するだけで、「秘文」シリーズの機密データの暗号化、デバイスの利用や接続先ネットワークの制御などの目的に応じたエンドポイントセキュリティ環境を利用できるという。
また、日立ソリューションズが、「秘文」サーバーの障害監視やOSの脆弱性対応、バックアップ運用などを行う。これらにより、システム管理者は、エンドポイントセキュリティ環境の導入や運用にかかる業務を大幅に軽減できるとしている。
「秘文 Endpoint Protection Service」の特徴
1. システム管理者の導入や運用にかかる業務を大幅に軽減
システム管理者は、導入時に、あらかじめ用意された内部不正防止や、ワークスタイル変革でテレワークを行う場合などの目的にあわせたセキュリティ対策メニューから、機密データの暗号化、USBメモリなどのデバイス利用の制御、強制的にVPNに接続する(強制VPN接続機能)ためのネットワークの制御など、必要な項目を選択。
その内容をもとに、日立ソリューションズが作成したクライアントソフトウェアを、ユーザーのパソコンにインストールするだけで、目的に応じた「秘文」シリーズのエンドポイントセキュリティ環境を、初期費用を抑えて、簡単に導入できる。
また、日立ソリューションズがサーバー構築やセキュリティポリシーの設計・設定といった作業を行うため、導入企業では、これらの作業が不要となる。さらに、日立ソリューションズが「秘文」サーバーの障害監視やOSの脆弱性対応、バックアップ運用など日々のセキュリティ運用を行うため、システム管理者に必要な運用は、「秘文」のログやセキュリティレポートの確認だけになる。
2.「秘文」の更新プログラムをMicrosoft Updateと統合して自動インストール可能
「秘文」の更新プログラムは、Windows 10から導入された定期的な更新プログラムを配信するWindows as a Service(WaaS)に対応。Windows Server Update Services(WSUS)を利用している企業のシステム管理者は、「秘文」の更新プログラムをWSUSサーバーへ登録することでMicrosoft Updateと統合できる。
これにより、これまで半年に1回、Windowsの新機能を含む機能更新プログラムが配信されるタイミングでの「秘文」の更新プロクラムを個別にインストールしていたが、Microsoft Updateを行うだけで「秘文」の更新プロクラムを自動でインストールできる。
この機能は、従来提供している「秘文 Device Control」「秘文 Data Encryption」「秘文 Data Protection」の最新版でも提供される。