「Box Platform」は、企業や事業者がBoxのAPIやSDKを活用し、ビジネスプロセスと連動したアプリケーションを開発できるようにするもの。多くの企業での導入実績を持つセキュアなクラウド・コンテンツ・マネジメント・サービスであるBoxを、企業や事業者が展開するシステムのコンテンツ基盤として利用できることが利点になるという。
既存のBoxユーザー同士のコンテンツ・コラボレーションだけでなく、コンテンツを主体とするサービスの迅速な開発を容易にし、ビジネスプロセスの刷新や、新たなユーザーエクスペリエンスの提供も可能にするという。
米国では、2015年に「Box Platform」の提供を開始ししており、ビジネスアプリケーションやシステム(CRM、HCM、ERPなど)との統合や、ローン申請・口座開設・保険請求・建設プロジェクト管理・貿易文書管理をはじめとするB2C/B2Bアプリケーション、研修ポータル・マニュアル管理などの社員向けアプリケーション、資産運用コンサルティング・納税申告代行といったクラウドサービスへの複数の活用事例がある。
日本でも、旭化成ホームズ、エムスリーデジタルコミュニケーションズ(M3DC)など数社が「Box Platform」を先行して導入したという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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