NTT Comは、トータルマネージドICTサービス「Global Management One」シリーズに、ユーザー自身でICTサービス・機器を一元管理・監視可能な環境を迅速かつ簡易に構築できるサービスを加えることで、セルフマネジメントにおける企業のDXをサポートするという。
サービスの概要と特徴
1. 機器情報の自動取得による管理機能と、監視機能を一元的に利用可能
従来の、経験豊富なエンジニアが運用を行うフルアウトソース型サービスに加え、今回「ServiceNow」の機能を活用することで、企業のICT環境を自動的に検索し、導入された機器情報などを収集するサービスを追加。これにより、構成変更が多く発生するシステムにおいても、最新の状況をユーザー自身で正確に管理することが可能となる。
さらに、NTT Comの運用ノウハウを活かした監視機能を併せて提供することで、追加で監視サービスを契約することなく、ICTサービス・機器の動作状態やパフォーマンスの監視が可能となる。
2. ダッシュボードの画面による管理業務の生産性向上を実現
企業内のICT運用担当者やマネージャーなど、各利用者の用途に応じたダッシュボード画面を提供。ICT機器の状態をグラフなどで一元的に見える化することで、管理・監視業務やインシデント対応業務における生産性を向上。
3. 管理・監視設定のプリセットによる迅速かつ簡易な導入の実現
従来、「ServiceNow」をユーザー自身で導入する際は、数か月の設計開発期間とそれに伴う構築コストが必要だった。
このサービスは、NTT Comが持つノウハウに基づく最適な設定を行った「ServiceNow」と、監視機能を組み合わせてSaaSにより提供することで、ユーザーによる複雑な設計や設定作業を行うことなく短期間での導入を実現。さらに、導入後の「ServiceNow」のバージョンアップもNTT Comが実施するため、継続利用における負担も軽減する。