新しいデータ保護・管理プラットフォーム「Dell EMC PowerProtect」ソフトウェアおよび「Dell EMC PowerProtect X400」多次元アプライアンスを活用することで、企業はオンプレミス、仮想化環境、マルチクラウドにおける大規模なデータの保護、管理、復旧、再利用を実現することができるという。
「Dell EMC PowerProtect」の柔軟性と内蔵されたインテリジェンス
「Dell EMC PowerProtect」ソフトウェアは、データの保護と復旧、レプリケーション、再利用を実現するとともに、SaaSベースの管理とセルフサービス機能を提供する。これによってIT部門による全体統制を維持しながら、個々のデータオーナーが、データ保護と復旧の処理を自らコントロールすることが可能になる。
VMware導入企業は、自動化したポリシー ベースの保護と復旧、また「vRealize Automation」との統合など、自社の「vSphere」環境に最新鋭のシンプルなデータ保護・管理ソリューションがもたらすメリットを活用できるとしている。
オールフラッシュまたはハイブリッド型のアプライアンスとして利用できる「Dell EMC PowerProtect X400」は、無停止かつブラウザからセルフサービスでの容量スケールアップおよびコンピュートパワーと容量のスケールアウト拡張が可能な柔軟性を提供する。
また、「PowerProtect X400」は、マシンラーニング(機械学習)の内蔵により、インテリジェントなロードバランスやデータ配置を実行することで、保護対象データを可能な限り高い効率で費用対効果に優れた場所へ確実にデータを格納する。
「Integrated Data Protection Appliance」で適切なサイジングのデータ保護を実現
データ保護環境をシンプルにより強化したいと考えている中規模・小規模企業向けに、デル テクノロジーズは、幅広く普及している「Dell EMC Integrated Data Protection Appliance(IDPA)DP4400」の8~24TBエントリーモデルを発表した。
この「IDPA DP4400」のエントリーモデルは、小規模企業およびリモート オフィスに最適なソリューションで、ライセンスキーとアップグレードキットを購入することで、従来から提供の標準24~96TBモデルと同様に、無停止かつセルフサービスで96TBまで容量拡張することが可能だという。