「SI Object Browser」シリーズは、実績のあるシステムインテグレータ社の製品で、1997年にOracle Databaseの開発支援ツールとしてリリースされ、その後SQL ServerやDb2、HiRDB、Symfowareなどの商用データベースに順次対応してきた。
今回リリースされる、EDB Postgresの最新バージョンならびにストアドプログラムのデバッグ機能を搭載した「SI Object Browser for Postgres 19」では、他の商用データベースと同様、EDB Postgresを採用した場合の開発生産性を向上させることができるという。
EDB Postgresによるミッション・クリティカルな企業システム構築のサポートでも実績があり、この製品の販売代理店を務めるアシストでは、自社からEDB Postgresのサブスクリプションを購入した顧客に対し、「SI Object Browser for Postgres 19」のクライアント・ライセンスを無償で提供する。これにより、EDB Postgresによるシステム構築の負荷軽減/工数削減に大きく貢献し、顧客企業における複数データベースの適材適所での有効活用を支援するとしている。
新バージョンでは、EDB Postgres 11に対応。最新のEDB Postgres環境でも「SI Object Browser for Postgres」を安心して利用できる。また、新たにストアドプログラムのデバッグ機能を追加。IDE(統合開発環境)にあるようなステップ実行や、ブレークポイントの設定、変数情報の確認などが可能となり、ストアドプログラムの開発だけでなく、より細かなデバッグ操作ができるようになる。
「SI Object Browser for Postgres」の特徴
「SI Object Browser for Postgres」は、EDB Postgres、PostgreSQLデータベースに直接接続し、次のような項目のほか、データベースに関わるすべての操作をGUIで行うことができる。
- テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成
- テーブルデータの編集
- ストアドプログラムの作成・実行