Dropbox Japanは、「Dropbox Business」の新たな管理機能として「巻き戻し機能」を追加するとともに、「インサイトダッシュボード」画面の刷新、「ファイル ロック」機能の追加、「スマート シンク」の強化を行ったことを、3月26日に発表した。
「巻き戻し機能」は、以前より「Dropbox Plus」「Dropbox Professional」ユーザーに提供されていたもの。ランサムウェアなどマルウェアの被害に遭った際などに、同機能によってフォルダやアカウント全体を180日以上前に戻せる。また、メンバーが誤ってデータを削除してしまった場合の復旧にも活用できる。
![「巻き戻し機能」の利用例](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/12814/12814_01.png)
新たな「インサイトダッシュボード」では、ストレージの利用状況、外部ドメインとの共有の頻度、ライセンスの利用状況、有効期限やパスワードが設定されていないリンクに関するデータなど確認が必要な共有アクティビティといった、重要度の高いユーザーアクティビティを目立つ場所に配置するよう刷新された。
![「インサイトダッシュボード」の画面イメージ](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/12814/12814_02.png)
「ファイル ロック」は、共有フォルダに保存しているファイルをユーザーがロックして、他のユーザーによる同時編集を行えないようにする。
「スマート シンク」の強化では、デスクトップアプリの設定画面で同機能を有効にすることで、数か月間アクセスされていないファイルを自動で検出する。それらのファイルを「オンラインのみ」としてマークすることで、ユーザーPCのHDD使用量の節約が可能になった。