エムオーテックスは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう急激なテレワーク需要の増加を受けて、勤務状況の把握、セキュリティの確保などを目的に、「LanScope」シリーズの無償提供を、パートナー企業とともに4月14日~6月30日の期間に実施する。
今回、無償提供するのは、「LanScope Cat」「CylancePROTECT Managed Service for LanScope」「LanScope An」「Syncpit」の4製品。
「LanScope Cat」は、業務で使用するPCの台帳管理、Web閲覧を含むPCの操作ログ、USBメモリなどの利用制限、遠隔操作などの機能を統合して提供する。インストール可能台数は500台まで。
「CylancePROTECT Managed Service for LanScope」は、テレワークのようにセキュリティ対策が十分でないネットワークを仕事で使用する際に懸念されるマルウェア対策を、99%以上の高精度で実現している。利用終了後はセキュリティ課題のレポートを提供する。インストール可能台数は無制限。
「LanScope An」は、PC、スマートフォン、タブレット端末といった業務で使用する機器を一元管理できるサービス。紛失対策としての利用はもちろん、使用状況や位置情報の取得により勤務状況を見える化する。また、紛失対策に限定した「LanScope An Free」の無償提供(1年間)も行う。インストール可能台数は500台まで。
「Syncpit」は、バックオフィス業務に特化したFAQチャットボット。在宅勤務にともない増加傾向にある、情報システムや総務などバックオフィス部門への問い合わせへの対応や、定型業務を自動化することで、従業員の自己解決を促進し、バックオフィス部門が本来の業務に集中できる環境を提供する。利用可能ユーザー数は500ユーザーまで。提供対象は、テレワークを検討中の法人・団体・教育機関など。
無償提供期間は、「LanScope Cat」「CylancePROTECT Managed Service for LanScope」が1か月間、「LanScope An」「Syncpit」が60日間。