米NutanixはUdacityと提携し、企業のIT基盤の改善に不可欠な最新クラウド技術について、より多くの学習機会提供を目的とした新プログラム「Hybrid Cloud Nanodegree」を開設することを発表した。
「Hybrid Cloud Nanodegree」は、ハイブリッドクラウド分野におけるプロフェッショナルの育成を目指しており、最新のプライベートクラウドインフラストラクチャや、ハイブリッドアプリケーション実行の設計についてカバーしている。
同プログラムでは、仮想マシンや高度なサービス向けのスケーラブルな分散型ストレージ、ネットワーク、ファブリック・コンピューティングを提供する、ハイパーコンバージドインフラストラクチャーのクラスタを構成・管理する方法を学ぶ「プライベートクラウドインフラストラクチャー」、進化したハイブリッドクラウドのワークロード管理と、複数のインフラストラクチャの設計について学ぶ「ハイブリッドクラウドのアプリケーション設計」、Webアプリケーションとライフサイクルのスケーラブルな運用モデルを作成し、財務面の監督・割り当てと、オンデマンドでセルフサービス型のワークロードを、オンプレミス環境で運用するガバナンスについて学ぶ「プライベートクラウドの自動化」、パブリッククラウドのコンセプトについてと、ハイブリッド環境でのワークロードを管理し、グローバル規模でのワークロードのバランスを取る方法を学ぶ「ハイブリッドクラウドインフラストラクチャーの設計」の、4科目で構成される。
想定受講対象は、従来型のビジネスアプリケーションやレガシーインフラストラクチャの管理者、クラウドネイティブのアプリケーションをパブリッククラウド環境で管理しているIT担当者。
Udacityは、クラウド環境に関する知識の習得を目指す参加者全員に学習機会を提供すべく、奨学金プログラム「Hybrid Cloud Scholarship」において1万人の応募を受け付けており、現段階では5000人の応募者が「Hybrid Cloud Fundamentals」コースに、同奨学金プログラムを通じて参加を予定している。
同奨学金プログラムの第2段階では、成績優秀な500人の応募者を対象に、「Hybrid Cloud Nanodegree」プログラムの授業料を全額免除する。