オラクルは顧客情報の管理、請求書の発行、支払状況の管理など、売上と請求にかかわる企業のバックオフィス業務をサポートする「Oracle Sefl-Service E-Billing」をサーバー導入型のアプリケーションとして提供していた。このソフトウェアをSaaS型で契約、利用可能なサービスを11日から提供するという。
Oracle Self-Service E-Billing On Demandは、おもに取引先が多岐にわたる金融機関や保険業界、公共事業などでの利用が見込まれており、既存のCRMや財務会計システムとの連携も考慮されている。単純な請求書発行などの処理だけでなく、営業、マーケティングの分析ツールなども備わっている。SaaS型なので、導入側は基本的にブラウザ環境があればよく、自社サーバーの導入やインストールは不要だ。
契約は、請求書発行先となる登録ユーザー1件あたり20円だが、最低20万ユーザーの登録から契約可能となる。