米SAS Instituteと米Microsoftは、広範なテクノロジーとgo-to-market戦略についてのパートナーシップを、6月15日(現地時間)に発表した。
今回のパートナーシップによって、両社は顧客企業がSASのワークロードをクラウドで容易に運用できるようにする。この取り組みにより、両社の顧客企業はビジネスソリューションを拡張し、デジタルトランスフォーメーションの取り組みから最大限の価値を引き出していく。
パートナーシップの一環として、両社はMicrosoft AzureをSAS Cloudの推奨クラウド事業者とし、SASのアナリティクス製品やインダストリー・ソリューションのAzureへの移行を進める。さらに、ヘルスケア、金融サービスなど、さまざまな業界のMicrosoftの顧客企業に対して、SASが持つインダストリー・ソリューションや専門的ノウハウが付加価値をもたらす。
今回のパートナーシップでは、両社の共同販売や市場投入活動のサポートの下、2020年後半には新たなSASの製品やソリューションの提供を開始する予定になっている。両社の顧客企業は継続的にイノベーションを進めながら、もっとも重大で複雑な分析の課題に対応できるようになる。また、SASはMicrosoft 365やDynamics 365を利用して、社内オペレーションを強化する取り組みも進めている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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