UiPathは、6月16日にコンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行と横浜市信用保証協会が取り組む、保証付き融資業務のデジタル化を支援すると発表した。
今回のデジタル化支援は、RPAプラットフォーム「UiPath」を活用した、中小企業による円滑かつ迅速な資金調達をサポートする取り組みの一環として実施されるもの。横浜市信用保証協会が横浜銀行からの保証依頼をメールで受け付けられる仕組みを構築するとともに、横浜市信用保証協会における保証受付業務へのRPA導入を支援する。
顧客からの申込書類をメールで受け付けることで、顧客の来店回数を減らせるようにする。また、電子化された書類をメールにより保証依頼を行うことで、従来の郵送による手続きと比較して、受付までにかかる時間の短縮が可能になる。
さらに、書類の電子化を通じて、受付後の横浜市信用保証協会における業務にRPAを導入できるようになる。これまでは職員が行っていた、申込書類などの各支所への振り分け業務などの自動化を目指す。
これらの仕組みは6月より試行的に導入し、2020年度中の本格稼働を予定している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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