アイ・ティ・アールは、国内の予算管理市場規模の推移および予測を、6月18日に発表した。
国内予算管理市場の2018年度の売上金額は、前年度比54.5%増の44億8000万円となっており、2019年度も同54.0%増と引き続き高い伸びを予測している。
この伸びは、導入による予算編成業務の効率化など、予算管理の有用性が着実に浸透しつつあることが背景となっている。そのほか、SaaSでの提供が増えて、SaaSの売上金額が急拡大していることも要因といえる。
提供形態別では、2018年度のSaaS市場は前年度比92.3%増で、2019年度以降もSaaSを採用する企業が増加すると見込まれる。2023年度には、SaaS市場が市場全体の8割近くを占めると予想している。