PwCネットワークの戦略コンサルティングチームStrategy&は、6月23日、調査レポート「サーキュラーエコノミー~化学産業の競争優位を築く新たな源泉」を発表した。
同レポートでは、サーキュラーエコノミー(CE)の考え方が化学企業に影響を及ぼし、大きな競争上の優位を生み出す優先分野として、「循環型の調達」「顧客のバリューチェーンの統合」「循環型の製品」「最終製品のリサイクル」の4つを挙げ、分野ごとにグローバルでの取り組み事例を紹介しながら解説する。
化学企業が実際に循環型への移行を進めるにあたって、明確な事業目標とその論拠を設定し、目標に基づいた大規模な内部改革が必要となる。このことから、CE導入を計画する化学企業が循環型への移行開始~規模拡大~全面移行の各フェーズにおいて、取るべき戦略や留意点などについても、図表とともに示している。
- 「サーキュラーエコノミー~化学産業の競争優位を築く新たな源泉」=https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja/publications/report/circular-economy-jp.html