NTTデータは、電気事業者向けに顧客管理や需給管理サービスを提供するクラウドサービス「ECONO-CREA」に、新メニューとしてサブスクリプションを活用したマーケットプレイスサービスを追加。7月1日に提供を開始する。なお、同日からの北海道電力への導入も決定している。
今回提供を開始するマーケットプレイスサービスは、参加事業者が消費者へ付加価値サービスをサブスクリプションで提供するプラットフォームとなる。参加事業者は提供したいサービスを選択するだけで、消費者は好きな時に、好きなサービスを利用できる。

サービス提供開始時点でのラインアップは、優待特典(さまざまな生活サービスに利用可能な割引特典)をはじめとした家電レンタル、保険、ホームセキュリティなどの生活関連サービスや教育、ヘルスケア、環境保護、地域活性化といった社会トレンド関連サービスとなっている。なお、同サービスのシステム基盤には、ビープラッツの「Bplats」を採用する。
管理画面では、参加事業者が付加価値サービスを提供するために各種作業を実行できる。また、販売サービス管理、会員管理、売上・請求管理、ストアの管理などの機能を備えている。
消費者がインターネットを通じて参加事業者が用意した各サービスの申し込みを行う消費者向けストア画面では、会員登録、商品表示、マイページ機能を用意する。
同サービスは、電気事業者をはじめ放送などの生活サービス事業者など異業種にも展開する。将来的には、「ECONO-CREA」の参加事業者、サービス提供会社および消費者間で、新たなサービスの共創や相互送客が生まれるプラットフォームを目指す。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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