PwCコンサルティングは、「ゼロトラストアーキテクチャ」の実現を支援するサービスの提供を、6月29日に開始した。
同サービスでは、ゼロトラストアーキテクチャの導入を検討する企業に対して、実現した際のイメージを可視化し、同アーキテクチャがその企業の課題を解決し得る手段であるかを評価・判断する。ゼロトラスト化が有効と判断された場合には、その達成に向けたポイントと、主要なタスクの明確化が行われる。
ゼロトラストアーキテクチャは、リモートワークなど働き方の“ニューノーマル”に適応するための概念として注目を集める。接続元ネットワークに関係なく、一元的なプラットフォームにてユーザーデバイスおよびコンテキストに基づいて認証・認可を行うことによって実現する。実効性のあるものとして運用できれば、社内LANに接続していないユーザーやデバイス(社外の関係者やリモートワーカー)であっても同様の安全性の担保が可能になり、ニューノーマルへの対応の後押しが期待されている。