米Commvaultは、6月30日(現地時間)、米Microsoftと戦略的かつ複数年の契約を締結したと発表した。
今回の契約締結では、CommvaultのMetallic SaaSデータ保護ポートフォリオの市場投入、エンジニアリング、および販売をMicrosoft Azureと緊密に統合。パワフルなスケールと多層セキュリティに裏打ちされた実証済みのデータ保護のニーズに応えていく。
Metallicは誤削除、破損、悪意のある攻撃が発生した場合に備え、Microsoft Office 365データの保護を強化する。さらに、VMwareやMicrosoft SQLデータベースのバックアップからエンドポインド保護まで、さまざまな追加オプションを用意している。
両社の協業は、Commvaultが長年にわたってアプリケーションやデータの移行、長期保存、Azure Blob Storageのスケール、耐久性、セキュリティといったMicrosoft Azureの機能を利用してきたことが基盤になっている。同契約にはAzure Blob Storage上にMetallic Cloud StorageのSaaS提供を構築する計画や、ネイティブAzureサービスとその他の製品の深い連携が含まれる。