NTTデータエービックは、同社が提供する預かり資産業務クラウドサービス「ABIC ASSET CLOUD」を、北日本銀行が採用したと発表した。
北日本銀行では、既存のオンプレミス環境からデータ移行を行い、2021年2月から「ABIC ASSET CLOUD」の利用開始を予定している。
同行は、業務のデジタル化・ペーパーレス化の推進を目的に「ABIC ASSET CLOUD」を採用。投信業務において電子サイン活用による印鑑レスの対応を実現し、顧客および営業店の事務負荷を軽減する。また、銀行本部での実績管理業務において、システム間の連携により保険申込データの自動取込を行い、事務負荷の軽減を目指す。
「ABIC ASSET CLOUD」は、NTTデータエービックの預かり資産業務パッケージシステムを、金融機関に求められるセキュリティ対策を施したNTTデータが提供するクラウドサービス「OpenCanvas」上で提供するサービス。
地方銀行などの投信窓販、保険窓販の預かり資産業務における「適合性の原則」に則った提案活動の支援や、ペーパーレスにより営業店事務負担の軽減につながる各種業務支援機能の提供を行う。
NTTデータエービックでは、預かり資産業務の事務負荷軽減を求める新規の金融機関および既存の当社パッケージシステムを利用する金融機関に対して、「ABIC ASSET CLOUD」の活用を積極的に提案・拡大を図っていく。今後は、30社以上への提供を目指す。