Yextは、ライトオンに「Yext Search Experience Cloud」の提供を開始したことを、7月9日に発表した。
ライトオンは、これまでもデジタルにおける店舗情報の掲出に取り組んできたが、地図検索で店舗が表示されない、自社の店舗ページの情報が不十分といった課題があった。また、自社のブランドサイトとECサイトでの統合や、口コミ対応といった、新たな取り組みも必要としていた。
同社は、これらを解決すべく「Yext Search Experience Cloud」の全製品である「Yext Knowledge Graph」「Yext Listings」「Yext Pages」「Yext Reviews」「Yext Analytics」を採用している。
「Yext Knowledge Graph」によって、ユーザーが必要とする店舗の地図・写真、営業時間、実施中のキャンペーンといったライトオンの公開情報を、一元管理のもとでリアルタイムに更新。顧客に正しい情報を、わかりやすくタイムリーに提供できる。
「Yext Listings」では、Google検索、Googleマップ、Appleマップ、Amazon Alexaといった150以上のデジタルサービスに企業情報を配信する。これにより、地図検索における正しい店舗情報の掲出機会拡大を図る。
「Yext Pages」では、Google検索と相性の良い店舗ページを構築する。ブランディング強化のために、ブランドサイトやECサイトともに情報やデザインを統一していく。
「Yext Reviews」では、連携している検索エンジンやマップ、SNSにおける口コミをモニタリングし、口コミへの一元対応を可能にする。さらに、カスタマーセンターでのこれまでの対応ノウハウも活用しながら、口コミ情報を顧客満足度や店舗評価の向上に役立てる
「Yext Analytics」では、検索パフォーマンスを分析し、デジタル施策のPDCAサイクルの改善を図る。
なお、今回のライトオンへの「Yext Search Experience Cloud」の導入は、Yextの販売パートナーであるアイレップが担当した。