総合人材サービスを展開する株式会社インテリジェンスは、企業向けSNS「SKIP(スキップ)」をベースとした社内システムを構築した。TISが24日発表した。
ITエンジニア派遣などを手がけるインテリジェンスでは、ビジネスモデルの観点から優秀な人材の確保を重要視する一方、1人もしくは数人という小単位で顧客先に常駐するケースが多いため、「社内の人間関係」「情報共有」「会社への帰属意識」といった要素の希薄化について課題を抱えていたという。
同社では2002年からナレッジマネジメントシステムなどを活用していたが、組織や業務範囲の拡大のほか、セキュリティやユーザビリティに対する要望などを受けてエンジニアのナレッジマネジメントの改善に着手。今回の新システム導入に至ったという。
今回構築したシステムは、インテリジェンスのシステム子会社・インテリジェンスビジネスソリューションズ(IBS)がSKIPをベースに開発したもの。SKIP事業を展開するTIS社内ベンチャーカンパニー「SonicGarden(ソニックガーデン)」が有償で開発サポートをおこなった。
導入された社内SNSはシンクライアントを活用したセキュアな環境下で利用される。対象ユーザは、首都圏各地で勤務するインテリジェンスの顧客先常駐エンジニアや本社サポートスタッフなど約1500名。構築した社内SNSを活用することによって、エンジニア社員のモチベーション維持やナレッジマネジメントなどの効果を狙っている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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